太陽が昇れば 何もかも捨てて 何処か遠くに行こうよ 理解されなくても慰められても 僕は何も変わらない いつか綺麗な花の咲く草原で 君の時間がまた動き出すように 生れ落ちた感情はまだ名前を持たないらしい 誰にでもあるけど その時まで分からない 見えない糸をたどって声なき声を聞く 忘れてしまう事が何より苦しい いつもより余分に苦しみに浸っても 許されるわけではないのに 一人 暮れる夕焼けの中たゆたう 帰り道が分からなくなったよ 色付いていく孤独感 もうこれ以上耐えられない すべき事はあるけれど 欲しいものは未来には無い 両手の中に雨をためるように 少しずつ失い続け決して満たされない 変わり続ける 僕はきっと 生きている限り 君の知っている僕が消えていく 忘れたくない