周りに合わせて生きて 薄まっていく心 影の中で跳ねている顔の無い魚 ゆらりと水面に月が映るくらいの距離感で 何とか正気を保てている 安らげる場所なんて無い ニッコリと笑う 憂鬱の神様の腰が重くなる 積み重ねられた昨日までの 無意味を肯定すれば 明日の自分に価値が出る 気がしているだけなんでしょ? 空っぽの頭の中で 二本足で歩く獣 寂しいから死ぬと言って 僕を困らせる とめどない怨嗟の果てで ペンペン草も生えないよ 目印も無い焼野原 行こうよ 誰もが夢を追っている キラキラと目を輝かせて ブラックホールに向かって落ちていく星空みたい 君が宇宙船なら 僕は地を這う虫さ 星の空に指をさして あの辺かなって 偽りの平等さは僕たちの首につけられた鎖だ それでも生きていくんだ 見えないパンチを避けるように 僕は僕の道を行くよ 誰かの足跡なんて無いよ 戻れはしない一本道 正解の無いナゾナゾの 答え合わせがしたいから 孤独を恐れるのだろう 同時に人から離れたくなるのだろう それは苦しい