体がバラバラに砕けた 私はそれで良いと笑った どうにか膝をついて 直撃を避けたのに 頭を押さえつけるような落日 愛することをやめないで 首を絞めるように時計は回る 瓶の中の小舟さ この世の 何もかもが 鼓動が嘘みたいに揺れた 少しは人らしさがあるね くだらないクズの輪郭を くしゃくしゃに破れ 迷子のタグを隠す 慣れた手つきで さよならの向こう側で 御行儀の良い子供の顔をしてる パパとママが迎えに来ると信じているみたい 砂上に何度も名前を書いて君に見せるよ 君が見る前にそれは消える必ず 火の粉が揺れる狭間のような夜に 空が腹をさする緩慢に 止まない雨はまだ降らないらしい 止まったら死ぬみたいね 私にはあなたのような 明日はこないけれど あなたの明日を祈るよ