霞猫

沈下するにも骨が痛くて

2025-05-13

宇宙旅行に行こうとして 君の家の番地を調べた
破れた電話帳はちょうど そのページを失っていた

絶望の雨に打たれて 僕はずっとそこにいるのがお似合いなのさ

世間知らずなパパとママにも いい感じにつらの皮がついて 
ハッピーな世界を体現するように 虚無に向かって助走をつける

吐き気がするような残像が 頭痛のように 根深く 刺さる

心が 痛むような 日常が 平常運転 
ためらうような 踏み出しが 成り代わる 昨日までと 
呼べば 振り向いて 僕を 許して くれるのだろうか 
意味のない日々が 苦しくて