生まれた光の空 波間を漂うような風 明日は見えないけれど 明日を信じている さよならを言う彼の 足踏みをするような影 予定調和のような時間で メビウスの輪をほどく 隣にいるよ 最後ではないよ 愛のような日々は 儚く消えるけれど 忘れてしまっても 過ぎ去っていく日々を 知っているのは僕らだけだとしても 誰も知らない日々が確かにあって それは貴方にとっては掛け替えのないもので 幸せだった事もあったよね 辛いだけではなかった 小さくても見失わなかった 希望は形を持たない 貴方の姿に重ねて 僕はそれを思い出すんだ 誰もいない世界で 本当の意味で一人になったら 世界から放り出されたように 少し楽しみでもあるね 思い出は形を持たない ただそこにある命で 僕はそれを思い出すんだ